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【ブログ】上腕骨外上顆炎(テニス肘)

上腕骨外上顆炎(テニス肘)とは

上腕骨外側上顆炎とは、肘の外側に痛みが現れる疾患です。スポーツの中ではテニスに関連する疾患であることからテニス肘と呼ばれます。物を持ち上げたり、手をひねったりする動作を繰り返すことが原因とされ、発症すると、痛みの影響から日常生活動作に悪影響が生じることがあります。一般的には、加齢とともに腱が傷んで起こるとされていますが、原因についてはまだ十分にわかっていないのが現状です。

症状

上腕骨外側上顆炎の症状は、ある一定の動作をしたときに腱の付着部位である肘の外側が痛むことが特徴です。たとえば、物をつかんで持ち上げる、タオルや雑巾を絞る、といった動作に伴い痛みが生じることがあります。一方、安静にしているときには痛みが生じにくくなります。

治療について

保存療法

ストレッチや、原因となるスポーツの一時中止も含めた患部の安静、装具着用、薬物投与などがあります。テニス肘が起こる要因は使い過ぎによるものなので、少し作業を控えるとともに、手首周辺の筋肉のストレッチを行いましよう。また、作業を行うときには専用のベルト(装具)を装着します。

また、痛みが強い場合は、ステロイド入りの局麻剤を注射して痛みを軽減させたり、湿布を貼ったり、運動をしたあとにアイシングを行うことがあります。保存療法を行っても病状が再発することもあるため、筋力トレーニングを重ねて上肢全体の筋力アップを図ることも大切です。

手術療法

保存療法を開始してから半年程度で多くの方はよくなりますが、改善しない場合には手術を行うこともあります。手術の種類は全身麻酔による皮膚切開を行う方法と内視鏡手術の2つです。内視鏡による手術は患者様の身体への負担が比較的小さく、より早期に作業復帰が可能です。

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