当院のスポーツ整形外科の特徴

天野整形外科のスポーツ整形外科の特徴をご紹介します。
スポーツ整形外科では、スポーツを原因とするケガ(スポーツ外傷)、スポーツを原因とする慢性的な障害(スポーツ障害)の診断・治療を行います。
スポーツ分野の知識が豊富、整形外科専門医の院長が診療
整形外科専門医である院長は、学生時代にサッカーに打ち込むなどスポーツへの造詣が深く、またスポーツを愛する方々を医師としてお支えしたいという強い気持ちを持っています。患者様、そして競技ごとにきめ細やかな治療を行って参りますので、安心してご相談ください。
スポーツ現場で活躍・経験豊富なスタッフが競技復帰までしっかりサポート

当院には、スポーツの現場で活躍する理学療法士、アスレティックトレーナーが常駐しています。リハビリテーション室には各種リハビリ機器が揃っておりますので、運動療法・物理療法を組み合わせたリハビリによってスポーツへの早期復帰をサポートします。
スポーツ外傷・障害の専門医師による「肩関節専門外来を開設」
当院では、第2・第4月曜日の午後および、不定期の土曜日午前にて、肩関節専門外来を開設しております。担当医師は、月曜日が廣瀨先生、土曜日は中井先生です。スポーツ外傷・障害を専門とする医師が、野球やバレーボール、水泳、ラグビー、柔道などにおける肩の外傷を診療いたします。
担当医の紹介
廣瀨 毅人 医師(第2・第4月曜日)
大阪大学大学院医学研究科 器官制御外科学(整形外科) 特任助教
■資格
・医学博士(大阪大学)
・日本整形外科学会専門医
・日本整形外科学会認定スポーツ医
・日本医師会認定健康スポーツ医
■所属学会
・日本整形外科学会
・日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(JOSKAS)
・日本肩関節学会(JSS)
・日本臨床バイオメカニクス学会
・中部日本整形外科災害外科学会

中井 秀和 医師(土曜日不定期)
ベルランド総合病院 総合整形外科 医長
■資格
・日本整形外科学会 専門医
・日本スポーツ協会(旧 体育協会) スポーツドクター
・日本整形外科学会 認定スポーツ医
・日本整形外科学会 認定リハビリテーション医
・日本整形外科学会 認定リウマチ医
・PHICIS (Pre Hospital Immediate Care in Sports スポーツにおける救急処置の国際資格)
Level3 (2015年取得)、Level2(2023年取得)
■所属学会
・日本整形外科学会
・日本肩関節学会
・日本肘関節学会
・日本手外科学会
・中部日本整形外科災害外科学会
・日本スポーツ整形外科学会
・日本臨床スポーツ医学会

慢性的な痛みを改善「体外衝撃波治療」に対応
全身のさまざまな慢性的な痛みに有効な、体外衝撃波治療を行っております。収束型・拡散型の両方を導入しておりますので、患者様の症状などに応じて、適切に使い分けます。体外衝撃波治療は身体への負担が少なく、高い安全性が認められた治療です。初めての方も、どうぞ安心してご相談ください。
再生医療「PRP療法」に対応
腱板損傷、半月板損傷、捻挫・肉離れ、テニス肘・ゴルフ肘などさまざまなスポーツ外傷・障害の治療に有効な再生医療、PRP療法に対応しています。薬物療法で十分な効果が得られない方、手術を避けたい、競技への早期復帰を希望する方に特におすすめです。
スポーツ整形外科で対応する症状

- 捻挫、肉離れ
- 肩、肘の痛み
- 腕が上がらない
- 手、手指の痛みやしびれ
- 腰の痛み
- 股関節の痛み、可動域の減少
- 膝、脛の痛み
- 脚、足の痛みやしびれ
- 膝の不安定性
- 足首の捻挫の痛み
- 運動中、運動後の痛み
- 投球、スイング、ジャンプ時の痛み
- その他の筋肉・関節・骨の痛み
- 力が入りにくい
- 原因不明のパフォーマンス低下
- フォームの乱れ
スポーツ整形外科で対応する疾患
肩
- 肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)
- 投球障害肩(野球肩)
- 肩関節脱臼
- 腱板損傷・断裂
- 肩鎖関節脱臼
- 肩関節不安定症
- SLAP損傷
- インピンジメント症候群
- 胸部出口症候群
- 上腕二頭筋長頭腱炎他
など
肘
- 上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
- 上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)
- 離断性骨軟骨炎(野球肘)
- 肘部管症候群
- 肘関節脱臼
- 内側側副靱帯断裂
- 後外側回旋不安定症
- 変形性肘関節症
など
手・指
- ばね指
- TFCC損傷
- 手指骨折
- ボクサー骨折
- 母指MP関節靭帯損傷
- マレット指
- 舟状骨骨折
- 有鉤骨骨折
- 月状骨周囲脱臼
など
腰
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 腰椎分離症
- 椎間板変性症
- 筋・筋膜性腰痛症
- 仙腸関節障害
など
股関節
- 関節唇損傷
- グロインペイン症候群
- 関節内遊離体
- 坐骨疲労骨折
- 下前腸骨棘裂離骨折
- 変形性股関節症
など
膝・下腿
- シンスプリント
- 膝蓋腱炎(ジャンパー膝)
- 腸脛靱帯炎(ランナー膝)
- オスグット病
- 半月板損傷
- 前十字靱帯損傷
- 後十字靱帯損傷
- 内側側副靱帯損傷
- 離断性骨軟骨炎
- 変形性膝関節症肉離れ
- 疲労骨折
- 反復性膝蓋骨脱臼(膝蓋骨不安定症)
- タナ障害
- 関節遊離体
- 肉離れ
- 腸脛靱帯炎
など
足・足関節
- 捻挫
- 足底腱膜炎
- 足関節靱帯損傷
- 腓骨筋腱脱臼
- アキレス腱断裂
- アキレス腱炎
- 有痛性三角骨
- 距骨離断性骨軟骨炎
- 第五中足骨疲労骨折(ジョーンズ骨折)
- 偏平足
- 母趾種子骨障害
など
スポーツ整形外科で実施する検査
- 血液検査
- レントゲン検査
- 超音波検査
- 骨密度検査
など
スポーツ整形外科で行う治療内容
スポーツ外傷(怪我)の治療
捻挫や打撲、骨折などの急性外傷の治療では、ギプスによる固定、リハビリテーションなどを行います。
スポーツ障害の治療
過度・繰り返しの負荷によって起こる痛みなどの慢性障害に対しては、薬物療法、リハビリテーション、体外衝撃波治療、PRP療法などを行います。
アスレティックリハビリテーション
リハビリテーションの中でも、特に競技に復帰するために行う訓練のことを「アスレティックリハビリテーション」と言います。当院の理学療法士、アスレティックトレーナーが、患者様お一人おひとりのお身体の状態、そして競技の種類に応じたプログラムを行います。
体外衝撃波治療
身体のさまざまな部位に起こる痛みを、身体の外から衝撃波を当てることで緩和する治療です。損傷した組織の再生を促進する効果も期待できます。当院では収束型・拡散型のいずれにも対応しておりますので、症状に応じて適切に使い分けることができます。お身体への負担が少なく、安全性も高く評価される治療です。
PRP療法
患者様ご自身の血液からPRP(多血小板血漿)を抽出し、痛みのある部位へと注射します。自己再生能力を高め、組織の修復を促します。腱板損傷、半月板損傷、捻挫・肉離れ、テニス肘・ゴルフ肘など、さまざまなスポーツ外傷・障害に有効です。
薬物治療
痛みや炎症を和らげる薬の内服、湿布の外用、ブロック注射、ステロイド注射、ヒアルロン酸注射などに対応します。症状・疾患に応じて、適切な薬物療法を提供します。
漢方治療
慢性疼痛や疲労、あるいは消化器の症状などに有効な漢方の処方を行っております。西洋薬に抵抗がある方も安心してご相談ください。また、自然治癒力を高めたい方、身体全体のバランスを整えたい方にもおすすめです。
手術が必要な場合
手術が必要になった場合には、速やかに提携する医療機関へとご紹介します。
